玄箱HG - 電源ボタンで正規シャットダウン!

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※この記事は12年以上前に投稿されたもので、情報が古い可能性があります。

Debian 6.0(squeeze) 化した「玄箱/HG」のシャットダウンを電源ボタン長押しで行う方法についてのメモです。

Telnet や SSH 接続しなくても、電源ボタンの長押しで正規の shutdown コマンドでシャットダウンしたのと同じことする、ということです。 単純に電源ボタンを長押ししただけでは「強制電源オフ」となってしまうからです。

当方、玄箱/HG でサーバ構築した際にいつもやっていることですが、記録として残していなかったので記事にした次第です。

ちなみに、玄箱/HG の Debian 化については、以下の過去記事等を参照ください。

作業メモPermalink

0. 前提条件Permalink

  • 「玄箱/HG」へ Debian 6.0(squeeze) が構築されている。 別のバージョンでも同様だと思われる。 別のディストリビューションは不明。

1. シェルスクリプトの編集Permalink

“/etc/kuroevtd/powerpress” というシェルスクリプトを編集する。 既存の halt は効かないので削除(もしくはコメントアウト)して、以下のように追記する。 ttyS1 の部分はカーネルのバージョンによって異なるかも知れません。

#! /bin/sh
# halt  # <- コメントアウト
echo -n "EEEE" > /dev/ttyS1
/sbin/shutdown -h now

2. 動作確認Permalink

玄箱/HG の POWER ボタンを長押しして、電源が落ちるのを確認する。 強制的な電源オフと異なるのは、いかにも裏で shutdown コマンドが動いているようなディスクアクセスがあるということでしょうか?


これだけです。

これで、いちいち SSH 接続等しなくてよくなります。 ファイルサーバとして使いたい時だけ起動する場合などで便利になります。

以上。





 

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