玄箱HG – Fedora11初期設定!

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※この記事は14年以上前に投稿されたもので、情報が古い可能性があります。

今日は、 昨日Fedora11をインストールした玄箱HGに 最低限の初期設定しておきました。

以下、今回やったことです。 詳しいことは、 僕がいつもお世話になっている こちら[ Fedoraで自宅サーバー構築 ] の 初期設定のページや 当ブログの過去の記事に記載してあります。 なので、詳細は割愛させてください。

※なお、この玄箱HGは主にファイルサーバとして使用するのみです。 非力な玄箱HGにいろんな機能を導入すると動かなくなるんで。

作業記録Permalink

1.rootユーザでログインPermalink

デフォルトのID/PW[ root/kuro ]でSSHログイン。 (当方の場合、WindowsXPマシンからターミナルソフト「Poderosa」を使用しています)

2.既存ユーザ[ fedora ]の削除Permalink

既存の fedoraユーザは当方では不要なので削除。

[root@KURO-BOX ~]# userdel -r fedora

3.時刻補正Permalink

念のために時刻を補正しておく

[root@KURO-BOX ~]# ntpdate ntp.nict.jp

4.アップデートPermalink

「 yum 」でアップデートしておく。

[root@KURO-BOX ~]# yum -y update
[root@KURO-BOX ~]# yum clean all ← 残骸掃除

5.一般ユーザの作成Permalink

この時点では rootユーザ しか存在しないので、 一般ユーザ(ここでは僕[ masaru ])を作成する。 ※こちら[ いろいろやってみよう、何とかやってみよう! - 「Fedora11 for 玄箱」導入 ] からダウンロードしたイメージファイルには、 「 passwd 」コマンドが含まれいないようです。 パスワード設定前に「 passwd 」コマンドをインストールしておく必要あり。

[root@KURO-BOX ~]# yum -y install passwd
[root@KURO-BOX ~]# useradd masaru
[root@KURO-BOX ~]# passwd masaru

6.rootになれるユーザの登録Permalink

上記で作成したユーザでrootユーザになれるよう設定。

[root@KURO-BOX ~]# usermod -G wheel masaru
#auth       required     pam_wheel.so use_uid
  ↓
auth       required     pam_wheel.so use_uid

7.rootユーザのパスワード変更Permalink

rootユーザのデフォルトのパスワードではまずので、変更しておく。

[root@KURO-BOX ~]# passwd
ユーザー root のパスワードを変更。
新しいパスワード:
新しいパスワードを再入力してください:
passwd: 全ての認証トークンが正しく更新できました。
メールが /var/spool/mail/root にあります
[root@KURO-BOX ~]#

8.リブートPermalink

一般ユーザでログインしなおすために、ここで一旦リブート。

[root@KURO-BOX ~]# reboot

9.ログインPermalink

一般ユーザでログイン後、rootユーザになる。

[masaru@KURO-BOX ~]$ su -
パスワード:
[root@KURO-BOX ~]#

10.「yum 」のユーテリティをインストールPermalink

[root@KURO-BOX ~]# yum -y install yum-utils

11.「 nkf 」のインストールPermalink

[root@KURO-BOX ~]# yum -y install nkf

12.「 ntp 」の設定Permalink

「 ntp 」は既にインストールされているので、設定を修正する。

[root@KURO-BOX ~]# vi /etc/ntp.conf

・・・ 途中省略 ・・・

#server 0.fedora.pool.ntp.org dynamic
#server 1.fedora.pool.ntp.org dynamic
#server 2.fedora.pool.ntp.org dynamic
driftfile /var/lib/ntp/drift
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp

13.「 ntp 」再起動Permalink

[root@KURO-BOX ~]# /etc/rc.d/init.d/ntpd restart ← 「 ntp 」サービスリスタート
ntpd を停止中:                                             [  OK  ]
ntpd を起動中:                                             [  OK  ]
[root@KURO-BOX ~]# chkconfig ntpd on ← 「 ntp 」自動起動の設定
[root@KURO-BOX ~]# chkconfig --list ntpd
ntpd            0:off   1:off   2:on    3:on    4:on    5:on    6:off ← 「 ntp 」が自動起動するのを確認する(2~5が "on" )

14.時刻同期確認Permalink

10分後くらいに、時刻同期を確認する。 行頭に「 * 」マークがあればOK!

[root@KURO-BOX ~]# ntpq -p
     remote           refid      st t when poll reach   delay   offset  jitter
==============================================================================
*ntp1.jst.mfeed. 210.173.160.86   2 u   21   64   37   38.232    5.198   4.216
+ntp2.jst.mfeed. 210.173.160.86   2 u   19   64   37   38.387    5.014   3.834
+ntp3.jst.mfeed. 210.173.160.56   2 u   18   64   37   38.615    1.278   1.826

初期設定としては、こんなところでしょうか。

今日はここまで。

次回は、いよいよファイルサーバ構築です。

ではまた。





 

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