CentOS 6.5 - サーバ監視ツール(munin)で MariaDB(MySQL) を監視!

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※この記事は10年以上前に投稿されたもので、情報が古い可能性があります。

前回は CentOS 6.5 サーバ上のサーバ監視ツール munin で CPU 温度・電圧・ファン回転数監視の設定を行いました。
今回はサーバ監視ツール munin で MariaDB(MySQL) の監視設定を行います。

0. 前提条件Permalink

  • CentOS 6.5(x86_64) を Minimal で最小インストールしている。
  • クライントマシンは Linux Mint 14(64bit) を想定。
  • 閲覧に使用する Web(HTTP) サーバは Nginx を想定。
  • MySQL 用プラグインはデフォルトで用意されているものを使用する。

1. munin-node 設定ファイル編集Permalink

File: /etc/munin/plugin-conf.d/munin-node

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[mysql*]
env.mysqlopts -u root -p<root のパスワード>
#env.mysqladmin /usr/bin/mysqladmin              # <= デフォルトの MySQL の場合
env.mysqladmin /usr/local/mysql/bin/mysqladmin   # <= ソースインストールした場合

2. シンボリックリング設定Permalink

あらかじめデフォルトで用意されているプラグインの中から、使用したいものにシンボリックリンクを設定する。
(ストレージエンジンに “MyISAM” を使用していないなら、以下の mysql_isam_space_ の行は不要)

# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_bytes /etc/munin/plugins/mysql_bytes
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_innodb /etc/munin/plugins/mysql_innodb
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_isam_space_ /etc/munin/plugins/mysql_isam_space_  # <= MyISAM 使用時のみ
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_queries /etc/munin/plugins/mysql_queries
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_slowqueries /etc/munin/plugins/mysql_slowqueries
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_threads /etc/munin/plugins/mysql_threads

3. munin-node 再起動Permalink

# /etc/rc.d/init.d/munin-node restart
Stopping Munin Node agents:                                [  OK  ]
Starting Munin Node:                                       [  OK  ]

4. 動作確認Permalink

5分ほど待ってブラウザから http://<サーバ名orIPアドレス>/munin にアクセスして、 “MySQL” 関連が追加されていることを確認する。

以下は、実運用中サーバでの例。

CENTOS_6-5_MUNIN_CPU


次回は、サーバ監視ツール munin で Web(HTTP) サーバ Nginx を監視する設定について紹介する予定です。

以上。





 

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