企業の財務状況を分析する指標!

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※この記事は12年以上前に投稿されたもので、情報が古い可能性があります。

企業の財務状況を把握するの使用する各種指標についてのメモです。 株を買う時にも参考にします。

自分なりにまとめた物です。

各種指標Permalink

EPS (1株当たり当期純利益、1株利益) (Earnings Per Share)Permalink

計算式 当期純利益÷発行済みの株式数
説明 1株に対してどれだけの利益が出ているかを見る。
判断 EPSが高いほど1株でたくさん利益を出しているので儲かっている企業、ということになる。

PER (株価収益率) (Price Earnings Ratio)Permalink

計算式 株価÷1株当たり当期純利益(EPS)
説明 1株あたりの利益に対して、今の株価は何倍まで買われているかを見ます。
例えば、PER15倍では、投資したお金は15回企業が利益を出せば元が取れるという事になる。
判断 低いと割安、高いと割高と言える。同業他社と比べてみると良い。

BPS (1株あたり純資産) (Book-Value Per Share)Permalink

計算式 純資産÷発行済みの株式数
説明 純資産=資産総額−負債総額
企業が解散した時に、資産を処分して債務を返済した後に残る株主の取り分である。
企業解散時の解散価値となる。
判断 高いほど良いと言える。

PBR (株価純資産倍率) (Price Book-Value Ratio)Permalink

計算式 株価÷1株あたり純資産(BPS)
説明 BPSと現在の株価を比べたもので、例えばBPS1000で株価が800ならPBRは0.8倍となり、800円投資すれば万が一その企業が解散しても1000円戻ってくることになるので株価は安いと言える。
判断 低いと割安、高いと割高と言える。同業他社と比べてみると良い。

ROE (株主資本利益率) (Return On Equity)Permalink

計算式 1株当たり当期純利益(EPS)÷1株あたり純資産(BPS)
説明 (当期純利益÷自己資本)×100 で計算する事も可能。
株主資本(株主が投資したお金)が効率良く有効に使われているかが分かる。
判断 高いほど経営の効率が良いと言える。

自己資本比率 (Capital ratio)Permalink

計算式 (自己資本÷総資本)×100
説明 総資本 = 自己資本 + 他人資本
株主資本比率とも呼ばれ、企業の安全性を判断する株式指標のひとつ。
この比率が高いほど企業の安全性が高いことを表す指標である。
判断 一般的には、50%以上が望ましいとされている。

流動比率 (Current ratio)Permalink

計算式 (流動資産÷流動負債)×100
説明 流動資産とは一年以内に現金化される資産で、流動負債とは一年以内に支払期限の到来する返済義務である。
企業の安全性を判断する株式指標で、資金繰りに問題ないかを表す指標である。
判断 高ければ高いほど企業の支払能力が高いといえ、理想200%以上、平均120~150%くらいです。100%を割っていると印象が悪い。

他にも色々ありますが、主な指標はこれくらいでしょう。

以上。

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